一人暮らしで自炊をするのは少し面倒。
でも、食費を考えるとこのまま外食で過ごしていいのか不安。
一人暮らしであれば食事も自由に選べるはずなのに、いろいろなことを考えると途端に迷ってしまうことって多いですよね。
- 女性であればやっぱり自炊はしておいたほうがいい?
- 自分にはどんな食事スタイルが合っているのか?
そんな悩みを持つあなたに、今回は自炊のデメリットと自炊をしないときのおすすめの食事についてお話します。
この記事があなたのこれからの食生活について、考えるきっかけになれば嬉しいです。
自炊のデメリット・自炊をしないメリットとは?
自炊をした方がいいのか、外食で済ませるのはよくないのか、そのあたりを見極めるのって難しいですよね。
そこで今回は、一人暮らしをしている方に向けて、自炊のデメリットを3つ紹介していきたいと思います。
料理や洗い物など片付けに時間がかかる
自炊最大のデメリットは料理に時間がかかることと、洗い物や片付けに時間がかかってしまうことです。
スーパーで献立を考えながら食材を選んだり、重い荷物を家まで運んだりするのは毎日だと大変ですよね。
しかも、実は料理を始めて片付け終わるまでに、毎日約1時間以上の時間を使っているんです。
よく考えたら、この時間でいろいろなことができますね。
例えば、睡眠時間に当てたり、軽い運動をしてみるなど。
1日の差は小さくても、1週間で7時間。1ヶ月では30時間ほどの時間を作れるのは、大きいですよね。
中には、その時間を使って、自分の趣味や習い事を頑張りたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
また、自炊しないメリットの一つに、生ごみが少なく台所周りの掃除に手間がかからなくなることがあります。
ガス台の汚れや食材をこぼしたときに、あとでキッチンを掃除をするのが億劫になるのは、あるあるですよね…!
自炊をするなら、野菜の皮や食材が入っていたパックを洗ったり、後始末したり、キッチンの清潔さを保つために片付けも同時進行で行っていく必要があります。
これが自炊のデメリットの1つめです。
道具や材料をそろえる必要がある
自炊を始めるときは、最初に調理器具や調味料を用意する必要があります。
ですが、自分に必要な調理器具って初めはよく分からないですよね。
また、自炊をやってみたら意外と大変だったという経験、ありませんか?
自炊を始めたての頃は、習慣としてなじむまで少し挫折しやすい時期です。
また、食材や調味料には期限があるので、それを見越していないと使わずに処分することもありますよね。
最近は一人暮らし用の便利な調理器具もたくさんありますね。
とりあえず調理器具をそろえてみたけれど、あまり使えていないということもあるでしょう。
もし自炊を始めようか悩むときは、どの調理器具なら使いやすそうか、見極めてからの購入をおすすめしますよ。
食材を管理していかないといけない
自炊のために食材を調達したあとは、それらを管理していくスキルも必要です。
生鮮食品(肉や魚、野菜)は、傷み始める前に使い切らないといけないので、いろいろな工夫が必要になります。
例えば、食品を長持ちさせる方法を実践してみたり、冷蔵庫の中身を把握して使う分だけ購入したりなどです。
特にキャベツや白菜、大根などは1つ1つが大きいので、一人暮らしだと使い切るのが難しいです。
そういったときは少し割高になりますが、1/2カットの野菜を活用していくという方法もあります。
食材を入れる冷蔵庫も、定期的に掃除をしないとカビが生えたり、期限切れの食品が出てきたりするので、適度に目を配っていかないといけません。
このように自炊を始めるときは、今ある食材を把握管理しながら、無駄なく使えるように工夫していく難しさがあります。
水道・光熱費が節約できること
最後に少し余談ですが、自炊をしないメリットに、水道・光熱費の節約があります。
ご飯を食べるならお米を洗って炊飯、野菜やお肉、魚を炒めるときはIHやガスコンロを利用しますよね。
それが毎日自炊をするとなると、自炊しない場合と比べて、水道・光熱費がその分かかることを覚えておきましょう。
こうみると、自炊のデメリットは意外にも多くあることが分かります。
暮らしを効率よく進めていくうえで、自炊にかかる時間を短縮し、あなたがやりたいことや自由に使える時間を増やせたらいいですよね。
時には、仕事で帰りが遅くなったり、時期によって生活が忙しくなるときもあると思います。
そういったときは、無理をせず、外食や簡単に済ませられる食品をうまく活用していきましょう。
でも、外食にすると食費がかさむんじゃないか?
栄養バランスも偏るのでは?と女性であれば、やっぱり健康のことも気になりますよね。
たしかに食費や健康面を考えると、自炊のほうがエネルギーや食事のバランスをコントロールしやすいのは確かです。
ですが、最近は食べ物の種類やその選択の幅がぐっと広がり、消費者のニーズに合わせた食品やおかずもたくさん出てきました。
そこでここからは、自炊をしない方向けにおすすめしたい食事のとり方や選び方について、お話していきます。
そしてこの先、自分にとってどの食事スタイルが理想の形かなども考えながら、ぜひ読んでみてくださいね。
【一人暮らし女子向け】自炊しないときにおすすめの食事を紹介
自炊をしない方向けに、お伝えしたい食事のポイントは大きく2つです。
- お気に入りのお店を見つける
- 自宅でそのままでも食べられる食材を用意する
1つ目のポイントは、お気に入りのお店を見つけることです。
仕事で疲れている日は、帰り際にささっと買えるお惣菜や外食でもOKですよ。
2つ目は、そのまま食べられる食材をうまく活用することです。
ミニトマトや納豆、コンビニでも売っているゆで卵は、自宅ですぐに食べられるので、準備の手間を大幅に減らせます。
また外食するときは、これから紹介するお店をぜひ参考にしてみてくださいね。
お気に入りの外食チェーン店を見つけよう!
外食チェーン店と聞くと、手軽なお値段で食事がとれる反面。
女性だと店内に少し入りにくいイメージがありませんか?
また、メニューを意識して選ばないと、主食(ご飯やパスタ)、肉や魚などの主菜に偏った食事になりやすいというイメージもありますよね。
そのあたりについて一緒にみていきましょう。
今回は3つのお店を紹介します。
大戸屋
大戸屋ではほっとする美味しさを追求し、人の健康を第一に考えることが会社のコンセプトになっています。
またホームページで、メニューごとに栄養のバランスが取れているかをグラフ化して公開もしています。
全体を通して、手の届きやすい価格帯で、毎日、毎食食べてもいいように栄養にも気を配ったメニューになっています。
日によって、体を気遣いながら野菜もお肉もたっぷり摂りたいなという時におすすめのお店です。
サブウェイ
サブウェイでは、お客様の希望に合わせたトッピングと野菜もたっぷりとれる、食べ応え抜群のサンドイッチが売りです。
食材それぞれが素に近い状態で提供されるので、栄養もとれて食材に対して安心感もありますね。
メニューはもちろん、味の種類も豊富で、さっぱり食べたい時はオイルとお酢のシンプルなソースがおすすめです!
野菜やたまごなど、たんぱく源となる食品を追加で食べたいときは、サイドメニューでサラダもたのめますよ。
すき家 牛肉ライト
すき家の牛肉ライトは、ごはんの代わりに豆腐を使用し、ヘルシーな牛丼を実現しています。
お肉の量は増やしたり、減らしたり全3種類のオーダーが可能です。
寒い日には、温かいとん汁もセットでいかがでしょうか。
なかなか一人分のお味噌汁を作るのは難しいですが、すき家でテイクアウトならいつでもあつあつのとん汁にほっこりしますよ。
このように近年、多く企業が健康志向のメニューを少しずつ取り入れてきています。
以前は外食が習慣になると栄養が偏りやすいとも言われていました。
ですが、今大切なのは「外食の良し悪し」ではなく、私たち一人ひとりの「食品を選ぶ力」です。
今は、エネルギーや栄養素をメニュー表にのせているお店も多いです。
そのため、健康を意識しながら、毎日の食事をコントロールすることもできるようになってきました。
ここまで、外食におすすめなお店をいくつか紹介してきましたが、さすがに毎日だと食費がかさんでしまわないか、ちょっと心配になりますよね?
そこで、ここからは食費を抑えたい方向けに、スーパーやコンビニで手軽にそろえられる食品について紹介していきます。
毎日の食事に取り入れやすい、実用的な方法をピックアップしましたので、これからの食事にぜひ活かしていってくださいね。
できるだけ「素材」に近い食品を活用する
自炊しない方でも、ちょっとした工夫で食事のバランスを整えることはできます。
そのためには、できるだけ「素材」に近い食品を活用しましょう。
例えば、このような活用の仕方ができます。
- ミニトマトをサラダに添える。
- 納豆や豆腐など、すぐに食べられるものを準備しておく。
- 温泉卵やゆで卵をご飯やおかずに添える。
- 冷凍野菜を電子レンジで温めておかずに添える。
- パック詰めのご飯を用意して、おかずだけを準備する。
最近は、インゲンやブロッコリー、ミックスベジタブルなど、必要な分だけ使える冷凍野菜が多いので、それを添えるだけでも野菜不足の解消につながります。
また、パック詰めのご飯を用意しておくことで、おかずだけ買ってきてあればすぐに食事の準備ができます。
これから、外食と合わせて目指すのは、自炊未満の食事を取り入れていくことです。
完全な自炊とまではいかなくても、食品を選んで自分の健康を守っていくことは、今もこれからも大切なことです。
忙しい社会人の方も、今回紹介したことを参考に自炊未満の食事で、家計も健康もダブルで守っていきましょう!
また、女性であれば結婚や子育てのときに、身の回りの食品を活用していくスキルは大いに役立ちます。
限られた時間で食事を準備したり、お弁当に入れる具材として活用できたり。
一人暮らしでも、食のレパートリーや食品を選ぶ力が身につけば、少しずつやりくり上手になっていきますよ。
さて、これまで自炊しないことの懸念点として、食費の増加や栄養バランスの偏りがありました。
ですが、最近は健康志向のメニュー増加や、ネット予約ができるテイクアウトも増えてきています。
食事を選択できる幅が少しずつ広がってきている今。
もしかすると、今後自炊なしで食事を楽しめる日は近いかもしれません。
自炊のデメリットから考える一人暮らしの食事とは?
ここまで、一人暮らしの自炊のデメリットやおすすめの食事について紹介してきました。
それで結局、「外食と自炊のどっちがいいの?」と言われると、一人暮らしであれば自炊をしないメリットは大いにあります。
そこで、もし自炊をするか迷っているとしたら、今のご自身の状況から判断してみてくださいね!
【今のあなたのライフスタイルについて】
- 生活リズムは安定していますか?不規則になっていませんか?
- 自炊する時間的な余裕はありますか?
- 自炊が辛いと思ったことはありませんか?
もし、今のライフスタイルを振り返ってみて、上記に当てはまるようであれば、無理をして自炊をする必要はありません。
体が疲れているなと感じたら、リラックスの時間を増やして明日に備えるもよし!
給料日前で節約したいときは、お惣菜と家にある野菜を添えて食事を用意してみるなど。
ぜひその時の家計状況を見ながら、調整していってくださいね。
自炊派よりもライフスタイルに合わせた選択を!
一人暮らしの方であれば、ライフスタイルに合わせて、ある程度暮らしをコントロールすることができます。
そのため、忙しいときや体の疲れがあるときは、無理せず外食やお惣菜をうまく活用すべきだと私は思います。
女性であれば、将来のために自炊をしたほうがよいという声も聞きますが。
「今はやるべきことに集中したい!」
そういったときには、時間と体力を温存していきましょう。
自炊なしの生活でも、外食やお惣菜、テイクアウトなど活用の仕方次第で健康を保つことはできますよ。
これから忙しい毎日でも、あなたらしくハッピーに過ごせますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。